こんばんはらす子です。
今日の『あさイチ』は、新企画「家庭の教養シリーズ」!暮らしに役立つ「経済学」について。
“つい買ってしまう消費者心理”の秘密から、他人の行動をさりげなく変える技まで。
さらに、今さら人に聞けない経済用語も徹底解説していました!
経済学って聞くと難しそうだし、よく分からないですよね
でも、暮らしの中に今回お話しする経済学の知識があるだけで、家事の分担や直してほしい家族のクセなど
解決できる糸口が見つかるかもしれません
毎日家族の服が、脱ぎっぱなしでリビングに置いてあることありませんか?
何度言っても直してくれない、
そんな家族の嫌なクセが経済学で直すことができるかもしれません
ファミリーレストランでメニューを選んでいる際に
「店長おすすめ」といった文字が書かれているのをみて、
思わずそのメニューを注文してしまったということはありませんか?
このように、あくまで選択の余地を残しながらも
消費者を特定の選択肢に誘導させるという手法です。
消費者にとっては自発的に選択した感覚があるため、商品やサービスの体験を損ねません。
実際に海外の実験で、地下鉄の階段にピアノの鍵盤をペイントとしたら
階段を使う人が66%増加したそうです!
ナッジとは、「人の思考のクセ」を利用し特定の選択肢に導いていく手法と言えます
例えば論
もし服を脱ぎっぱなしにしてしまう人がいたら、いつも服が脱いであるところに
「いつも服を脱衣カゴ🧺にいれてくれてありがとう」と書いた
紙を貼り付けてみたら何か変化があるかも…
過去に支払ってしまい、どのようなことをしても取り返すことのできないコストのことです。
そして、「サンクコスト効果」とは、損失する可能性が高いとわかっていても
過去に投資したコストの価値を引きずってしまい、やめられないという心理的傾向を表します。
サンクコストを取り戻すことは、おそらく不可能です。
確実性の高いものでない限り、サンクコストになりそうなものにお金を使わないこと、
サンクコストが避けられない場合は、そのコストだけに囚われるのではなく、
全体の影響を最小限にするための選択を心がけること、
また、その時点での状況を冷静に見極めてこれらをもとにベストな判断を下しましょう。
例えば論
もし服が捨てられないのなら、服との思い出だけ心にしまい
フリーマーケットで売るか、家族や友達にあげるなど、
ほかに着てくれる人を探してみるのもいいかも
ツアー内容が決まっており、その通りに連れて行ってくれるというメリットがありますが、
自分に全く興味のないお店(工芸品や宝石店)などもツアーに組まれていたことはありませんか?
そして、自分が興味のあるところは滞在時間が足りなかったり。
自分たちで旅行にでかけていたら、もっと有意義に時間を使えていたのかも…。
「もし、○○していたら…」、「あの時、別の選択をしていれば…」。
人生や仕事には、数多くの「たら」「れば」があります。
「機会費用」は、その損得を計算することです。
機会費用は、2つの行動を比較してどちらが本当の意味で優位なのかを考えるときに役立つものです。
金額だけで判断するのを避け、機会費用とその代わりに得られるもののどちらに優位性があるのかを見極めてから判断するようにしましょう!
特に同居人が自分ほど家事ができない場合には、
その非効率性に見ているだけでイライラがつのることも。
また逆に、自分が家事が出来なさすぎて同居人の反感を買うことだってあります。
例えば、「皿洗い」という作業と「片付け」という2つの作業について考えてみましょう。
1日の「皿洗い」に妻が要する時間が20分で夫が30分、
同じく1日の「片付け」に妻が要する時間が10分で夫が60分だとしましょう。
いずれの作業でも妻の方が要領がいいので妻一人が2つの作業をこなせば30分で済みます。
しかし、これでは家事分担をしているとは言えません。そこで、多くの夫婦がやっているように
1日おきに妻と夫が分担するとすると、6日間で妻は90分、夫は270分の時間を
要してしまいます(それぞれが3日担当しますから)。合計時間は360分です。
ちなみに、妻の作業効率を検証すると「片付け」の方が「皿洗い」よりも半分の時間でこなせるので、
「片付け」に優位性があります。逆に夫の作業効率を見てみると「皿洗い」に優位性があります。
そこで、妻は「片付け」に専念し、夫は「皿洗い」に専念することにしましょう。
6日間で妻は60分を要し夫は180分を要しますので、合計時間は240分で済みます。
1日交代よりも6日間で120分も余裕時間が生まれますので、それを夫婦円満の時間に充てれば双方の満足度が高まります
メリット
印刷や流通、廃棄など、通貨の発行コストや労力を削減できる。
デジタルデータとして使用履歴が残るので、税金の見える化にもつながる。
デメリット
店舗はデジタル円を決済できるシステムを導入さなくてはならず、店舗などでは初期コストがかかる。また、偽造通貨と同じように偽造データに関する技術的な検証も必須。
なにより、通貨を基準とした商習慣が大きく変化する可能性もある。
このGDPは内閣府が3か月に1度公表しており、一国の経済規模を把握するうえで非常に重要。
また、GDPには「名目GDP」と「実質GDP」の二つがあり、
「名目GDP」とは実際の金額を表しており、
「実質GDP」はその実額から物価変動要因を除いた金額、つまりデフレやインフレを調整したあとの金額が「実質GDP」です。
正式には「全国企業短期経済観測調査」という調査で、3か月に1度実施・公表されます。
全国約1万社にアンケート調査を行い集計する調査で、信頼性の高い調査として広く使われ、
日本だけでなく、日本に投資している世界の投資家も注目しています。
ちょっと今回は、難しい内容がいっぱいでしたね
でも家庭内で悩んでいることや、日常の暮らし方を、考え方次第で
より良くすることができるかもしれません
私も、お金と時間の優位性を考えたり、日常の中でイライラして怒る前に
一度今回のことを思い出そうと思います
皆さんにも、解決の糸口になれば嬉しいです
本日もありがとうございました
今日の『あさイチ』は、新企画「家庭の教養シリーズ」!暮らしに役立つ「経済学」について。
“つい買ってしまう消費者心理”の秘密から、他人の行動をさりげなく変える技まで。
さらに、今さら人に聞けない経済用語も徹底解説していました!
経済学って聞くと難しそうだし、よく分からないですよね
でも、暮らしの中に今回お話しする経済学の知識があるだけで、家事の分担や直してほしい家族のクセなど
解決できる糸口が見つかるかもしれません
Contents
1.『直してほしい!家族のいや~なクセ』人を動かす方法とは?
2.『服にかけられた呪い』捨てられない理由とは?
3.『格安ツアーの落とし穴』コレ本当にお得なの?!
4.『家事の分担のモヤモヤ』どう分担すれば効率的?
5.今さら聞けない経済の話
6.まとめ
1.『直してほしい!家族のいや~なクセ』人を動かす方法とは?
2.『服にかけられた呪い』捨てられない理由とは?
3.『格安ツアーの落とし穴』コレ本当にお得なの?!
4.『家事の分担のモヤモヤ』どう分担すれば効率的?
5.今さら聞けない経済の話
6.まとめ
1.『直してほしい!家族のいや~なクセ』人を動かす方法とは?
毎日家族の服が、脱ぎっぱなしでリビングに置いてあることありませんか?何度言っても直してくれない、
そんな家族の嫌なクセが経済学で直すことができるかもしれません
ファミリーレストランでメニューを選んでいる際に
「店長おすすめ」といった文字が書かれているのをみて、
思わずそのメニューを注文してしまったということはありませんか?
このような、ちょっとしたきっかけを与えることで
消費者に行動を促す手法を「ナッジ(nudge)」と言います。
消費者に行動を促す手法を「ナッジ(nudge)」と言います。
・ナッジとは
「ナッジ」とは、強制せず、報酬や罰則を使わずに行動変化を促す、という意味で使われます。櫻井玲子解説委員は「ナッジは2017年にノーベル経済学賞を受賞し
、世界中で研究が進められている」とスタジオコメントしていました。
、世界中で研究が進められている」とスタジオコメントしていました。
では、具体的にナッジとはどういったものを指すのでしょうか。
・トイレの個室に「きれいに使用していただき、ありがとうございます。」と張り紙がある
・コンビニのレジ前に足跡をつけておき、そこに並ぶように誘導する
・ネットショップの会員登録時に、メルマガ登録のチェックボックスにすでにチェックが入るように設定しておき、登録したくない人はチェックを解除するようにする
・コンビニのレジ前に足跡をつけておき、そこに並ぶように誘導する
・ネットショップの会員登録時に、メルマガ登録のチェックボックスにすでにチェックが入るように設定しておき、登録したくない人はチェックを解除するようにする
このように、あくまで選択の余地を残しながらも
消費者を特定の選択肢に誘導させるという手法です。
消費者にとっては自発的に選択した感覚があるため、商品やサービスの体験を損ねません。
実際に海外の実験で、地下鉄の階段にピアノの鍵盤をペイントとしたら
階段を使う人が66%増加したそうです!
ポイントは誰も損していないということ
ナッジとは、「人の思考のクセ」を利用し特定の選択肢に導いていく手法と言えます
例えば論
もし服を脱ぎっぱなしにしてしまう人がいたら、いつも服が脱いであるところに
「いつも服を脱衣カゴ🧺にいれてくれてありがとう」と書いた
紙を貼り付けてみたら何か変化があるかも…
2.『服にかけられた呪い』捨てられない理由とは?
「もったいないなあ」「せっかくここまで続けたんだから、最後までやろう」。
日常生活、およびビジネスシーンで時折、上記のような考え・発言がなされます。
しかし、その判断は果たして合理的なのでしょうか? その一見合理的に思える判断には
知らずのうちに「サンクコスト効果」が影響しているかも……。
しかし、その判断は果たして合理的なのでしょうか? その一見合理的に思える判断には
知らずのうちに「サンクコスト効果」が影響しているかも……。
・サンクコストとは
「サンクコスト」とは「埋もれた費用」とも呼ばれます。過去に支払ってしまい、どのようなことをしても取り返すことのできないコストのことです。
そして、「サンクコスト効果」とは、損失する可能性が高いとわかっていても
過去に投資したコストの価値を引きずってしまい、やめられないという心理的傾向を表します。
また、人がものを手放せなくなる性質は「保有効果」と呼ばれ、
自分が所有しているものに高い価値を感じ、それを手放すことに抵抗を感じてしまうのです。
・何年も着ていない服があり、かつその服が収納スペースを圧迫してしまっているような場合にも、買った時に出したお金が無駄になることを惜しみ、捨てられない
・始めた事業がうまく行かずに赤字ばかりだが「元を取るまで続けなければ」「続けていれば収益を得られる日が来るかもしれない」という考えが強くなり、中止や撤退を決定するのが難しくなる
・交際している間に使った時間や労力を考えて「別れ」を切り出せない
・始めた事業がうまく行かずに赤字ばかりだが「元を取るまで続けなければ」「続けていれば収益を得られる日が来るかもしれない」という考えが強くなり、中止や撤退を決定するのが難しくなる
・交際している間に使った時間や労力を考えて「別れ」を切り出せない
サンクコストを取り戻すことは、おそらく不可能です。
確実性の高いものでない限り、サンクコストになりそうなものにお金を使わないこと、
サンクコストが避けられない場合は、そのコストだけに囚われるのではなく、
全体の影響を最小限にするための選択を心がけること、
また、その時点での状況を冷静に見極めてこれらをもとにベストな判断を下しましょう。
「過去」(サンクコスト)をまずは無視して、「現在」にその事象を続けるか否かを客観的に問てみてください!
例えば論
もし服が捨てられないのなら、服との思い出だけ心にしまい
フリーマーケットで売るか、家族や友達にあげるなど、
ほかに着てくれる人を探してみるのもいいかも
3.『格安ツアーの落とし穴』コレ本当にお得なの?!
大勢でバスに乗って観光地を訪れ、食事などを楽しむ格安のツアーがよく開催されています。ツアー内容が決まっており、その通りに連れて行ってくれるというメリットがありますが、
自分に全く興味のないお店(工芸品や宝石店)などもツアーに組まれていたことはありませんか?
そして、自分が興味のあるところは滞在時間が足りなかったり。
自分たちで旅行にでかけていたら、もっと有意義に時間を使えていたのかも…。
・機会費用
「機会費用」とはある選択をしたとき、それをしなかった時に得られたはずの利益。「もし、○○していたら…」、「あの時、別の選択をしていれば…」。
人生や仕事には、数多くの「たら」「れば」があります。
「機会費用」は、その損得を計算することです。
・「アイスクリーム無料配布」のため、長蛇の列に並んだ。
・ある学生が日給5000円のアルバイトを休み、1500円を払って映画を見た。
・取引先との会食をする際に安いレストランを避け、高いレストランを選んだ。食事代が2万円ほど高くなってしまったが、お客さんの印象は良かった。
・自分で仕事をすれば50万円の利益を出せる仕事があったが、部下の成長のために仕事を任せた。その結果、利益が30万円しかあがらなかった。
・ある学生が日給5000円のアルバイトを休み、1500円を払って映画を見た。
・取引先との会食をする際に安いレストランを避け、高いレストランを選んだ。食事代が2万円ほど高くなってしまったが、お客さんの印象は良かった。
・自分で仕事をすれば50万円の利益を出せる仕事があったが、部下の成長のために仕事を任せた。その結果、利益が30万円しかあがらなかった。
機会費用は、2つの行動を比較してどちらが本当の意味で優位なのかを考えるときに役立つものです。
金額だけで判断するのを避け、機会費用とその代わりに得られるもののどちらに優位性があるのかを見極めてから判断するようにしましょう!
4.『家事の分担のモヤモヤ』どう分担すれば効率的?
家事の分担は誰かと同居している全ての人の永遠の課題。特に同居人が自分ほど家事ができない場合には、
その非効率性に見ているだけでイライラがつのることも。
また逆に、自分が家事が出来なさすぎて同居人の反感を買うことだってあります。
そんなイライラの元凶、家事ですが、実は効率よくこなすためのうってつけの分担方法があるのです!
それは「比較優位」の考え方を用いた家事の割り振りです
それは「比較優位」の考え方を用いた家事の割り振りです
・比較優位を使った家事分担
「比較優位」はそれぞれ得意なことに専念したほうがトータルでみたときに得ということ。例えば、「皿洗い」という作業と「片付け」という2つの作業について考えてみましょう。
1日の「皿洗い」に妻が要する時間が20分で夫が30分、
同じく1日の「片付け」に妻が要する時間が10分で夫が60分だとしましょう。
いずれの作業でも妻の方が要領がいいので妻一人が2つの作業をこなせば30分で済みます。
しかし、これでは家事分担をしているとは言えません。そこで、多くの夫婦がやっているように
1日おきに妻と夫が分担するとすると、6日間で妻は90分、夫は270分の時間を
要してしまいます(それぞれが3日担当しますから)。合計時間は360分です。
ちなみに、妻の作業効率を検証すると「片付け」の方が「皿洗い」よりも半分の時間でこなせるので、
「片付け」に優位性があります。逆に夫の作業効率を見てみると「皿洗い」に優位性があります。
そこで、妻は「片付け」に専念し、夫は「皿洗い」に専念することにしましょう。
6日間で妻は60分を要し夫は180分を要しますので、合計時間は240分で済みます。
1日交代よりも6日間で120分も余裕時間が生まれますので、それを夫婦円満の時間に充てれば双方の満足度が高まります
Point
比較優位で家事分担を割り振ったら、後はその家事に注力するだけ
始めは自分のほうが料理も掃除も早くできるとしても配偶者の家事を見届けてあげる
文句を言うのはぐっとこらえ、習熟度が上がっていく様子を観察しよう
繰り返せば手際も、質も良くなっていく!!
比較優位で家事分担を割り振ったら、後はその家事に注力するだけ
始めは自分のほうが料理も掃除も早くできるとしても配偶者の家事を見届けてあげる
文句を言うのはぐっとこらえ、習熟度が上がっていく様子を観察しよう
繰り返せば手際も、質も良くなっていく!!
5.今さら聞けない経済の話
・デジタル通貨って?
日本銀行は4月5日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証実験を開始しました。
現時点でデジタル通貨を発行する予定はないものの、技術的に実現可能かを検証していくとのこと。
現時点でデジタル通貨を発行する予定はないものの、技術的に実現可能かを検証していくとのこと。
メリット
印刷や流通、廃棄など、通貨の発行コストや労力を削減できる。
デジタルデータとして使用履歴が残るので、税金の見える化にもつながる。
デメリット
なにより、通貨を基準とした商習慣が大きく変化する可能性もある。
・GDPって?
「国内で、ある一定期間に生み出された付加価値の総額」であり、国内総生産とも呼ばれます。このGDPは内閣府が3か月に1度公表しており、一国の経済規模を把握するうえで非常に重要。
また、GDPには「名目GDP」と「実質GDP」の二つがあり、
「名目GDP」とは実際の金額を表しており、
「実質GDP」はその実額から物価変動要因を除いた金額、つまりデフレやインフレを調整したあとの金額が「実質GDP」です。
・日銀短観って?
企業の売上などを把握する代表的な統計が「日銀短観」です。正式には「全国企業短期経済観測調査」という調査で、3か月に1度実施・公表されます。
全国約1万社にアンケート調査を行い集計する調査で、信頼性の高い調査として広く使われ、
日本だけでなく、日本に投資している世界の投資家も注目しています。
まとめ
ちょっと今回は、難しい内容がいっぱいでしたねでも家庭内で悩んでいることや、日常の暮らし方を、考え方次第で
より良くすることができるかもしれません
私も、お金と時間の優位性を考えたり、日常の中でイライラして怒る前に
一度今回のことを思い出そうと思います
皆さんにも、解決の糸口になれば嬉しいです
本日もありがとうございました
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