10月28日(金)
今日は妊活日記

👆の記事の続きです。
今日はタイトル通り、重めの話&文章多めになっていますが、
書きたい欲が溢れているので
ありのままお伝えしたいと思います!
Contents
1.2回目の検診(8週目)@サミティベート病院
▸1-1費用
2.セカンドオピニオン(8週末)@パヤタイ病院
▸2-1サミティベートかパヤタイどっちで手術する?
3.稽留流産手術
▸3-1手術までの流れ
▸3-2手術前~後
▸3-3費用
4.手術を経て
1.2回目の検診(8週目)@サミティベート病院
▸1-1費用
2.セカンドオピニオン(8週末)@パヤタイ病院
▸2-1サミティベートかパヤタイどっちで手術する?
3.稽留流産手術
▸3-1手術までの流れ
▸3-2手術前~後
▸3-3費用
4.手術を経て
1.2回目の検診(8週目)@サミティベート病院
〇検診結果・前回(6週目)から大きくなっていない
・赤ちゃんが成長するための胎嚢が十分じゃない
・これから大きくなる見込みは無し
・流産になる
最初、先生から「大きくなっていない」と言われたとき
心臓の鼓動がどんどん速くなっていくのを感じました。
〇自然流産について
1週間~2週間の間に自然と出血して出すのがいい
血がでたら病院へ来ること。
〇血が出なかったら手術
病院で治療
プラスチックのストローで取り除く
怪我はない
傷とかはできないが、
どちらかと言えば自然に血が出たほうがいい
→治療する場合
前日の夜中12時から水と食事✖
治療には30分かかる
〇先生から助言
小さいうちに発見できたから新しい子供も早くできる
体にも負荷がない
1回目流産して2回目流産する可能性は低い。
2回目流産は異常がある。
先生が私のことが心配だからと、
来週もう一回見てどうするか相談しようと言ってくれました。
家に帰ってからも特に大きな悲しみはありませんでした。
実は2回目の診察の前日、旦那太郎に
「今日は調子がいいんだ!
気持ち悪くもないしパスタもペロッと食べられた。
なんか赤ちゃんがいなかったときみたい。」
と冗談で言っていました。
旦那太郎からは「そんなこと言わないの!」と
怒られたのですが、
身体にはちゃんと表れてたんだなって腑に落ちました。
その後、流産についていろいろネットで調べていた時に
「赤ちゃんが亡くなって…」という記事を見つけ、
(あ…亡くなったんだ、死んじゃったんだ。ひとりの人間がいなくなった)
とダイレクトに感じ、涙が溢れてきました。
この時期の流産は、ほとんど胎児側の染色体異常で起こります。
ですが、
お腹を圧迫した姿勢でご飯食べてたから
朝から晩まで出かけたりしたから
長風呂しすぎたから
栄養が足りてなかったから…
と自分が悪かったんじゃないかと考えてしまいました。
でも、、こんなこと言うのは本当にいけないことだと思うのですが…
染色体異常の赤ちゃんがこのまま成長したら
障害をもった子が産まれてくる可能性があったのかもしれない。
私は、赤ちゃん自身が
"もっと元気な体で産まれてくるよ!"と
自ら勇気をもって旅立っていったんじゃないかと思いました。(思い込みかな)
そう前向きに考えているうちに
その日の夜にはほぼ回復し
夜もぐっすり眠れました。
次の日は、赤ちゃんや妊婦さんを見て
全く何も感じないと言ったら嘘になるけれど、
そんなこと以上に無事に成長してほしい、無事に産まれてほしいな
という思いのほうが強く感じていました。
1-1費用
検診後の感想が長くなってしまいましたが費用も記載しておきます。
・超音波検査 1,300B
・その他医療費 420B
・医師診察費 800B
計2,520B(9,800円)
2.セカンドオピニオン@パヤタイ病院
海外赴任において、いろんな相談ができるサポートスタッフから
「セカンドオピニオンを受けるのはどうか」と提案していただきました。
私もネットで調べていた時に
「町の産婦人科で流産だと言われたが、
大きな大学病院にある最新の機械で診たら小さな心音が聞こえた」
という記事がありました。
サミティベートでの相談の前に情報を集めたり
聞きたいこともあったので
セカンドオピニオンをパヤタイ病院で受けることにしました。
予約して行ったのに診察まで1時間半くらい待った。。
パヤタイ病院は私立と公立両方ある病院で
そのため患者数がとても多いみたい。
産婦人科も座るところがないくらいいっぱい!
サミティベートはそんな待つことはなかったな。
〇検診結果
・サイズが小さい
・心臓が見えない
・これから大きくなる見込みは無し
〇自然流産について
時間(1ヶ月とか)がかかる
自然流産しづらいところにいる
毎日だらがら血が出るから感染症も危ない
〇血が出なかったら手術
プラスチックストロー(サミティベと一緒)
痛くない
→治療する場合
今日やるなら3時間後にできる
水と食事✖
治療は20分程度
〇質問事項
Q.取り出した赤ちゃんから病理検査、胞状奇胎などの検査ができる?
A.できます(サミティベでもできるぽい)
Q.手術後いつ排卵しますか?
A.約1か月後
Q.手術後は安静にしないといけない?
A.1週間は安静に
Q.プールは入れますか?
A.感染のリスクがあるから不可。
検診は以上。
先生の雰囲気から、自然流産のほうがいいというスタンスではなかった気がします。
いつ来るか分からない自然流産を待つより
流産手術のほうが手っ取り早いわよ?
という印象を受けました。
飛行機を伴う旅行を控えていたので
プールや安静にしていなきゃいけないかどうかが
知れてよかったです。
旅行を安全に楽しむには
この日パヤタイで手術をするか、
サミティベートで手術をするか選ばないといけない。
あと、ネットで調べたところ
流産が確定していても吐き気、頭痛があると書いてあり
(実際私もあった)
赤ちゃんもいないのになんで苦しまなきゃいけないの?!
この状態でだらだら自然流産を待つのも嫌だったのも
手術した理由のひとつです。
2-1サミティベートかパヤタイどっちで手術する?
結果的にはタイトルの通り、私はパヤタイで手術することを選びました。
どちらで手術しても良かったと思います。
技術も実績も変わりません。
でも、なぜ私がパヤタイにしたのか
比較事項を書いていきたいと思います。
〇不妊治療が強い
サミティベートには婦人科しかありませんが
パヤタイは体外受精など不妊治療の技術がとても充実している
(だから手術上手かなあ?)
〇手術費
私立病院のサミティベのほうがちょっと高い
〇自然流産について
自然流産しにくいところにあると言ったのが
パヤタイの先生だった
たったこれだけw
半ば勢いな気もする。
サミティベートも本当に良い病院です!
日本人患者が多いのはおそらくサミティベートです。
産婦人科の先生の人数もたぶんサミティベのほうが多い。
待ち時間も短い。
あと、サミティベの産婦人科は先生が優しい!
(これ言ったらサポートスタッフも大きく同意してくれたw)
言葉は通じないのに、いつも私の目を見てお話ししてくれます。
親身になって診察してくれているのが伝わってきます。
(パヤタイの先生が冷たいというわけじゃないです。的確にズバッといってくれる感じ。)
3.稽留流産手術
ちなみに、稽留流産とは
子宮内で赤ちゃんが亡くなり、そのままとどまっている状態で自覚症状はありません。
稽留流産から自然に血が出た場合も
きれいに完全流産(赤ちゃんや胎嚢が完全に娩出された状態)したか
結局病院へ言って診てもらわないといけないので
それだったら手術できれいに取ってもらったほうがいいかな
と思ったのも受けた理由です。
3-1手術までの流れ
①子宮口を開かせる薬を下から投与生理痛のような重い痛みがあることもあるらしい。
私はお腹に力を入れたらちょっとピリッとくるぐらいで
ほぼ痛みはありませんでした。
↓以降の病院内の移動は車イス
②レントゲン撮影
③真っ裸になる
昨日の夜、体にクリームを塗ったか聞かれ
塗っていたので体を洗うように言われました。
そして時計、指輪、コンタクト、下着も外し患者着に着替えます。
手術の前って全部外すんだ~!ほんとに手術するんだ~!←テンション
④体温・血圧測定・血液検査
⑤生理食塩水の点滴(手術中の痛み止め、麻酔もここから)
まさか点滴を打たれるとは思ってなかったw
コロナ陽性なったとき手の甲に刺されてめっちゃ痛かったんだよね~

って言ったら
通訳さんが「上手な人に対応してもらいますね」って。神。

手の甲に良い血管がなかったのか腕に刺されたw
甲より100倍こっちのほうがいい。

車イスに乗って手術室へ。
3-2手術前~後
台に寝ころびます。先生に質問したいことがあったので
通訳さんに手術前後どちらでもいいので先生と話をしたいことを伝えました。
術後は、麻酔が効いて記憶があやふやになるとのことで
手術前に話をさせてもらうことに。
先生が手術中のため待機。
今日診察してくれた先生が手術も対応してくれるようです。
待っている間、身長・体重・食事を取った時間・最後に水を飲んだ時間
を聞かれました。
ようやく私の番。
手術室はめちゃくちゃ寒くてブルブル震えるほど。
〇質問事項
Q.お風呂は入れますか?
A.今日から1週間はシャワー
Q.お酒は飲めますか?
A.今日は麻酔が効いているので
明日麻酔がとれていたら大丈夫
Q.旅行に行く予定があり何か注意事項はありますか?
A.お腹が酷く痛かったり出血したらすぐ病院へ
Q.夫婦の営みはいつからできますか?
A.1週間後の検診で子宮が元に戻っているか確認ができてから。
Q.子宮内洗浄はしますか?
A.洗浄はしない。エコーで診ながらきれいに取りきります。
Q.生理はいつ来ますか?
A.1ヶ月と2週後くらい
質問は以上。
こんな手術直前にお酒のこととか聞いたり
ぺらぺらしゃべってくるやつ私しかいないだろうな~w
メンタルおかしいなって自分でも思う。
(スポーツいつしていいか聞き忘れた)
ほんと寒すぎて「寒すぎるんですけど…」って言ったら
「手術中は眠って寒さも分からなくなるので」って通訳さんに言われて
「そんなすぐ麻酔効くの?」と言った瞬間、
目が覚めたら…
手術が終わっていました。
最初何が起こったのか分かりませんでした。
朦朧としてるってこともあるし
コンタクトもしてないからあたりがボヤボヤで。
身体は力が入らないのか動けないのか。
首を動かして辺りを見ます。
両隣に私と同じように台に寝転がっている方が。
ふたりとも私と同じ治療をしたのかな。
術後は約4時間安静にする必要があります。
寝たり起きたりを繰り返しながら
気付いたら病室にいました。
だんだん意識を取り戻し
スマホを触ったり水を飲んだりしていました。
麻酔が効いているのか痛みはありません。
最初は生理中のように血が出ましたが、
その後は生理終わりかけくらいの色がちょっとつく程度でした。
トイレに行こうとしたときに
コットンが入った布パンツ履かされててびっくりしましたw
帰りは迎えに来れる人がいるか聞かれたので
旦那太郎に来てもらいました。
(めまいなどでふらふらして一人で帰ると危ないため)
私が着替えて病室を出ようとしていたとき、
看護師さんがタイ語で何か伝えようとしてくれていたのですが
よく分からず…。
最終的に、座るしぐさと「チェアー」と言ったので
あ、車イスがいるか聞いてるんだ!と分かりましたw
(病室では「シェアー」って聞こえた)
「マイペンライ!」と答えて下まで行き、
車に乗って帰りました。
今思うと、もしかしたら私の手術が時間がかかったか
出血が多かったかで危ないから車イスに乗せようとしてたのかな?
それともみんな車イス乗って帰ったのに、こいつ正気か?
って思われたかなw
3-3費用
さあて、気になる費用です。・診察費 730B
・超音波検査 1,840B
・入院費 3,500B
・流産手術代 11,300B
・医療費 5,836B
・麻酔費 5,600B
・酸素 500B
・手術室費用 5,560B
・薬 15,402B
・病理検査 1,560B(後日摘出した赤ちゃんの状態を教えてもらえます)
・諸検査費 270B
計52,098B(203,200円)
処方された薬は3つ。

抗原物質7日分(朝晩)

痛み止め
(狂犬病のときももらった薬…w)

ひどく痛むとき用
今のところ、下ふたつの薬は飲むことはなさそうです。
4.手術を経て
まだタイに来て4カ月。
サミティベート、パヤタイ、両方の病室でお世話になるとはw
妊娠した時に同じ部屋に通されるか分からないけれど
病室はパヤタイのほうが良かったかなあ。
あと通訳さんについて。
パヤタイは通訳さんが3人で(男性ひとり・女性ふたり)基本立ち会って対応(診察&術前)してくれますが
サミティベは私の場合、
診察中はタブレットのオンライン通訳でした。
手術の直前まで通訳さんが居てくれたのはよかったなと思います。
意識がなくなる直前までそばにいてくれました。
(サミティベはどうか分かりません)
以上、流産レポでした!
旦那太郎にも「あっけらかんとしてるね」と言われたくらいすごく調子はいいです。
お酒が飲める、刺身が食べられる、旅行を思いっきり楽しめる、
ととっても前向きに捉えています。
好きなことができる時間が与えらたと思って存分に楽しみながらまた妊活頑張ります!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました

コップンカー

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